冬のほおのき合宿活動報告
1. 期 日 平成19年12月22日(土)〜27日(木)
2. 場 所 飛騨ほおのきスキー場
3. 参加人数 ジュニア競技部 22名(男子14名,女子8名)
4. 指導者 4名
5. 日 程
12/22(土) 天気:曇り時々雪
6:30 県庁西庁舎前全員集合。
6:45 県庁西庁舎前バス出発。
10:30 中西到着。(弁当を食べる。)
11:30 中西出発。
11:45 スキー場着。スキーセンター及びことぶきへの挨拶と打ち合わせ。
(雪の状態・・・天然降雪がほとんどなく人工雪ばかりではあるが,ほぼ全面滑走可能。)
13:00 講習開始。
今シーズン初滑りの児童生徒もおり,前半は,スピードを出さずスキーに慣れるためのフリー滑走をした。合宿前に滑っている児童生徒達はナイターバーンを利用してフリー滑走をした。
15:30 講習終了。
16:00 スキー場出発。
16:15 中西到着。
17:00 コントレ・チューンナップ等。
18:30 夕 食。
20:00 ミーティング。
22:00 就 寝。
ミーティング
・ ご両親やスキー場・宿の方々など,スキーをできる環境を提供してくれている全ての人に感謝をしよう。
・ 元気にあいさつをしよう。
・ スキー技術だけでなく,生活面も大切。礼儀正しく生活しよう。
※ ノートの記入の仕方,自己紹介,明日の予定。
12/23(日) 天気:雪
6:00 起 床。
6:30 コンディショントレーニング。
身体を温め,ストレッチ運動。
7:00 朝 食。
7:45 中西出発。
8:00 スキー場着。スキーセンター及びことぶきへ挨拶。
準備体操。
8:30 講習開始。
(雪の状態・・・全面人工雪のため,非常に固くしまっている。)
雪が少ないため,ロングポールを張ることはできず,フリースキーでの大回転をイメージしたトレーニングとなった。外足にしっかり乗ることと,上体をフォールラインに向けて滑る練習を多く取り入れた。
新入会員は,ストックを持たずに滑る練習を通してバランスよく外足に乗るための練習をした。
11:30 昼食及び休憩。
13:00 講習開始。
中級者を中心に緩斜面へ移動して,レールターンの練習をした。両足の同時操作や角付けの練習となった。上級者は,重心の軸をイメージさせて加重する練習を行った。また,ネトロンを持ってバリエーショントレーニングをしながらポジションの確認をした。
15:30 講習終了。
16:00 スキー場出発。
16:15 中西到着。
17:00 コントレ,スキーの手入れ。
18:30 夕 食。
19:30 ミーティング。
20:00 スキーの手入れ。入 浴。
22:00 就 寝。
ミーティング
・ 集団生活では,個人が意識することも大切だが,みんなで協力することも大切。後輩は先輩を見習い,先輩は後輩の面倒を見る関係を作りたい。
・ みんなで協力すれば,余裕が生まれるので,協力して余裕を作るようにしよう。
12/24(月) 天気:雪
6:00 起 床。
6:30 コンディショントレーニング。
軽くランニング,ストレッチ運動。
7:00 朝 食。
7:45 中西出発。
8:00 スキー場着。スキーセンター及びことぶきへ挨拶。
準備体操。
8:30 講習開始。
(雪の状態・・・全面人工雪のため,非常に固くしまっている。)
ロングポールやショートポールをセットしての練習はできなかったが,人も少なく,スピードを高くした上でのトレーニングに取り組むことができた。また,後ろ向きで滑るなど,ポジショニングの練習も行った。新入会員もある程度の斜面になれてきた。
11:00 昼食及び休憩。
13:00 講習開始。
緩斜面に場所を移して片脚スキーのトレーニングを行った。内足になる足にはまだまだ乗り切れない選手も多くいたが,新鮮な練習に意気込みが感じられた。新入会員は直滑降によりスピードをつけた上で,恐怖心を克服しながらの大きな弧のターンの練習を行った。。
15:30 講習終了。
16:00 スキー場出発。
16:15 中西到着。
17:00 コントレ,スキーの手入れ。
18:30 夕 食。
19:30 ミーティング。
20:00 スキーの手入れ。入 浴。
22:00 就 寝。
ミーティング
・ 友達と仲良くすることは大切だが,いろんなことにルーズになってきている。余分なおしゃべりをするのではなく,お互いが高め合う仲間であってほしい。
・ まずはスキーを楽しんでほしい。やる気がある選手は,次にどこを直せばよいか,何をするのかを聞いてくる。上達を目指してスキーを楽しんでほしい。
・ それぞれの選手がそれぞれの目標を持っているはずである。目標に向けて,今何をすべきかを考え,努力していってほしい。
12/25(火) 天気:晴れ
6:00 起 床。
6:30 コンディショントレーニング。
軽くランニング,ストレッチ運動。
7:00 朝 食。
7:45 中西出発。
8:00 スキー場着。スキーセンター及びことぶきへ挨拶。準備体操。
8:30 講習開始。(雪の状態・・・気温雪温とも低く,固く締まった雪。)
上部のアルペンコースで,ネトロンを使ったポールトレーニング。スキー場の方々の配慮のおかげで,バーンをお借りすることができた。ネトロンとはいえ,実際に大会に使われるコースでゲートトレーニングを行うことができたのは非常に有意義であった。
10:40 昼食及び休憩。
12:00 講習開始。
午前中と同様にアルペンコースにてネトロンを使ったポールトレーニング。コースに攻めていく感じよりも,ライン取りを意識して上から上から入れるように練習を行った。それほど難易度の高くないゲートセットだったが,遅れてしまう選手も多かった。
14:30 講習終了。
15:30 スキー場出発。(途中から走ってコントレ)
15:45 中西到着。
16:00 スキーの手入れ。
18:30 夕 食。
19:30 ミーティング。ビデオによる講習。終了後,スキーノートの整理。
20:00 スキーの手入れ。入 浴。
22:00 就 寝。
ミーティング
・ 長い合宿で,疲れがたまってきているはずなので,しっかりと寝て体調を整えてほしい。
・ 1本1本に集中して取り組むことで,けがを予防できるはずなので,ただダラダラと長く滑るのではなく,集中してほしい。
・ 大会までの時期で言うと,シーズン序盤である今の時期が,もっとも身体に負荷がかかるときであり,また負荷を掛けるべき時である。つらい部分もあるかも知れないが,このつらさを乗り越えれば後は楽になるはず。さわぐ体力が残っているなら,その分もっともっと集中して自分を追い込んでいってほしい。
12/26(水) 天気:晴れ
6:00 起 床。
6:30 コンディショントレーニング。
軽くランニング,ストレッチ運動。
7:00 朝 食。
7:40 中西出発。
8:00 スキー場着。スキーセンター及びことぶきへ挨拶。準備体操。
8:30 講習開始。(雪の状態・・・気温雪温とも低く,固く締まった雪。)
昨日同様,上部のアルペンコースで,ネトロンを使ったポールトレーニング。実践的なセットの中で,早い切り替えと正しいポジションでの滑走ができるようトレーニングを行った。
10:40 昼食及び休憩。
12:00 講習開始。
午前中と同様にアルペンコースにてネトロンを使ったポールトレーニング。コースに攻めていく感じよりも,ライン取りを意識して上から上から入れるように練習を行った。今シーズン初めてゲートに入った選手も慣れてきた様子であった。
14:30 講習終了。
15:30 スキー場出発。(途中から走ってコントレ)
15:45 中西到着。
16:00 スキーの手入れ。
18:30 夕 食。
19:30 ミーティング。ビデオによる講習。終了後,スキーノートの整理。
20:00 スキーの手入れ。入 浴。
22:00 就 寝。
ミーティング
・ スキーをできる場を提供してくれた人たちに感謝することは当然のこと。今後も感謝の気持ちを忘れずに練習にとりくんでいってほしい。
・ コーチとして,一人一人が上達していく姿を見ることがとても楽しい。全員が素晴らしい力を持っているので,自信を持って取り組んでいってほしい。
・ フリーの時からしっかりと集中して取り組んでいってほしい。今ケガをしてしまうと大事な大会に間に合わなくなってしまう。
12/27(木) 天気:くもり
6:00 起 床。
6:30 コンディショントレーニング。
軽くランニング,ストレッチ運動。
7:00 朝 食。
7:45 中西出発。
8:00 スキー場着。スキーセンター及びことぶきへ挨拶。準備体操。
8:30 講習開始。(雪の状態・・・固い地盤の上に圧雪。)
昨日と同じくアルペンコース上部でネトロンによるゲートトレーニング。ロングポールによる練習はできなかったが,実践的なバーン,実践的なセットで大会を意識したトレーニングを行った。
11:00 昼食及び休憩。
12:00 講習開始。
。
14:30 講習終了。
15:30 スキー場出発。(途中からランニングをし,コントレ。)
15:45 中西到着。
16:00 着替え及び荷物の整理。
17:00 中西出発。
18:30 ひるがの高原SAで休憩,おやつをとった。
19:45 県庁西庁舎南側道路到着。
20:00 解 散。
全体を通して
今年は,積雪が非常に少なく,トレーニングバーンを確保することが非常に難しい状況の中であったが,スキーセンターのご配慮で大会バーンとなるカモシカゲレンデでネトロン(ショートポール)によるゲートトレーニングを行うことができた。
残念ながら合宿を通して1回もロングポールによる実戦的なトレーニングをすることはできなかったが,その分,たくさんのバリエーショントレーニングにより基本の確認をみっちりと行うことができた。
今後,全中予選,インターハイ予選,国体予選と大会が続いていくので,ロングポールによるトレーニングを行うことができなかったことは大会を間近に控えた選手にとっては非常に痛かった。